珍しく6時16分起床。
ぐっすりと寝た。
昨日の練習で疲れたかな・・・トシだ。
8時前には国対に入りニュースチェック。
体罰を受けた大阪の高校のバスケ部主将が自殺。
この学校のバスケ部は、1年前に内部告発を受けた大阪市教育委員会が、やり過ごしていた。
許せん。
この教育委員会は、腐っている。
生徒に事実確認のためのアンケートすら、とっていなかったとか。
それは、体罰教師を野放しにしているだけのこと。
見て見ぬふりじゃないか!
部活動であっても、体罰は容認できない。
あたりまえのこと。
教委のこういう事なかれ主義が、児童生徒の命を奪ってきたのでないか!
腐った教育委員会には任せられない。
学校におけるいじめ、自殺、事件、事故・・・
児童生徒の安全配慮義務が守られていない事案についての対策が急務。
現在立案中の議員立法を、調整のうえ、速やかに今国会で成立させたい。
国会でも、閉会中審査をすべき案件ではないか?
全国の強豪スポーツ校では、体罰が常態化していないだろうか?
物言えぬ空気の中で、子どもたちが追いつめられていないだろうか?
さっそく関係者と調整したい。
9時、党本部。
スポーツ立国調査会。
まずは、スポーツ振興に関わる補正予算、当初予算、税制改正の案件処理。
3点指摘。
@ スポーツ庁設置に向けて、安倍総理の理解を求めること
A 財源確保のためにtoto法改正を通常国会で成し遂げること
B 国立競技場の改築は町づくりと一体化する。東京都の見解を求める
と。
遠藤利明会長より答弁あり。
「スポーツ庁については、昨日、東京五輪立候補招致ファイルを安倍総理に持参した際に申し上げてある。toto法改正は、スポーツ議連で議論を進め、通常国会で必ずやろう。はせさんもメンバーなのでよろしく!」と。
国立競技場については、東京都の秋山副知事より、
「取り付け道路の設置、都営住宅の移設、全体的な都市計画が進んでいる。しっかりと政府に歩調を合わせてやる!」と、力強い宣言あり。
都議出身の萩生田代議士や大西代議士もおり、副知事もうるさ型を前に、緊張気味だった。
続いて、JOCの福田会長より、2020東京五輪招致ファイル提出の報告あり。
それに対して2点質問。
@ 票読みはどうなっているのか?前回(3年前)の反省を生かし切れているのか?
A JOC人事は6月、招致決定は9月。このギャップをどう埋めるのか?不正経理問題のけじめもついていない!
少々厳しい指摘だが、福田副会長が、明確に答弁。
「選挙だから、票読みは丁寧にやる。外務省や国会議員の人脈なども活用し、前回の轍を踏まないようにやる。」
「JOC人事は70歳定年制も含めて、6月にきちっとやる。IOCの役員やNFの要職も兼ねるメンバーが招致委員会にいるので、招致活動は継続的にできる。前回の事務総長の河野一郎さんも、今回はJSC理事長として協力いただいている。不正経理問題は処分をした!」と。
本日、顔を見せてはいない竹田会長と、招致担当の水野さんは、表の顔。
本日お見えのメンバーが、裏方実務の、顔。
そう感じる。
五輪招致は、マドリッドやイスタンブールとの三つ巴。
とりわけ、アジアとヨーロッパをつなぐイスタンブールは強敵。
東京の強みは、政府の財政保障と開催能力の高さ。
ただ、世論調査の数字が薄い。
コンセプト次第か?
いや、「票読み活動隊」次第。
外務省やJICAとも情報共有し、総力を挙げて、東京都や政府を支援していかねば。
終了後、福田富昭JOC副会長、そして河野一郎JSC理事長と、コーヒーを飲みながら、招致成功に向けての今後の作戦会議。
9時半には国対に戻り、執務。
読書。
「地球千年紀行〜先住民族の叡智」(月尾嘉男著、アサヒエコブックス)
高島哲会長にいただいた、発想転換の一書。
少数民族、原始民族の生活習慣や風俗や文化から学ぶことは多いはず。
人類の進化が、地球にとって良かったのかどうか?
覇権国家ばかりが文化国家ではない。
少数民族に学ぶべき。
そういう発想の転換。
高島さんに感謝の一冊。
お昼ご飯は、鶏のから揚げラーメン。
14時、党本部にて、厚生労働部会。
当初予算組み替えの資料説明をいただく。
14時半、国対に戻り、国土交通省の久保官房長と、整備新幹線問題で意見交換。
「こないだ、国土交通部会で、補正予算のフリーゲージトレインの説明してた鉄道局長は、これまでの経緯知ってるの?」
と、軽いジャブでお聞きすると、
「あらあら知ってるとは思いますが、はせ先生に聞かれたので、どうしても北陸新幹線のことを言わなきゃと思ったらしく、申し訳ありませんでした!」
「・・・って、そんな、官房長が謝ることでもないですよ。でも、これまでの経緯を知ってたら、あそこでわざわざ北陸新幹線の名前は出さないほうが良かったんじゃないですかね・・・長崎ルートのための施設整備予算なんだから。」と。
さらに続けて、世間話。
「で、砂防会館の森先生の事務所行ったんですか?」
「いえいえとても、めっそうもない・・・私は出入り禁止ですから!」
「そんなことないでしょ、これからもよろしくお願いしますって、顔出しておいたほうが、いいんじゃない?財務省の角田主計官と一緒に行って来たら?行かないほうが失礼じゃないの?」
「・・・そうですかねぇ・・・」と、疑心暗鬼の久保官房長なのであった。
15時、ハーグ条約締結に向けて、外務省の宮島国連担当大使や、新美参事官、国際法局の勝亦社会条約官などと、情報交換。
条約締結と、そのための国内法整備は、2年前からの国際公約。
民主党政権の歴代外務大臣が、サミットなどで約束してきている。
今国会は、ゴールデンウィーク前後まで予算審議で忙殺される。
とすると、ハーグ条約関連法案が成立するのは、速くて5月。
少なくとも、サミット前には成立させておきたい。
外務委員会と法務委員会との連合審査も必要だし。
そのあたりの国会事情も踏まえ、打ち合わせ。
「離婚後の未成年の子の親権や監護については、離婚前の居住国において決める!」と、いう当たり前の国際ルールへの参加問題。
サミット参加国では日本だけがまだ未加入。
恥ずかしい。
扶養の問題や面会交流問題が絡む。
国際ルールに則っての処理が求められる。
口さがない外国からは、「日本人による子どもの拉致問題」とまで表現されている。
それは許せない。
だからこそ、国内法整備も含め、ハーグ条約批准が急務。
15時半、財務省国会連絡室の鈴木さんや、主計局総務課と、予算委員会の日程について、下打ち合わせ。
補正予算成立、当初予算提出、暫定予算成立、税制改正、与党折衝、3党合意・・・・
この国会は、とてもきつい審議スケジュール。
針の穴にギリギリの太さの糸を通すような、慎重さと丁寧さが求められる。
ただでさえ、ねじれ国会。
あらゆる選択肢を持ちながら、与野党交渉を円滑に進め、締切期日までに予算を仕上げたい。
19時過ぎには帰宅。
ママは自分の旅番組を見ながら、テレビを写メで撮っている。
自分好きなのね?
その姿を見ながら、おりんさんと二人で晩御飯をいただくのであった。
冷蔵庫の中の食材を総ざらえしたような?煮物が抜群においしかった!