衆議院議員
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はせ 日記
平成25年
1月7日(月)

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■1月7日(月)

 4時21分起床、ニュースチェック。

 8時過ぎ、国対入り。
 冬の雲はあれど、青空。

 衆議院3階の第24控室(国対控室)に入り、執務。

 8時50分、議運理事の専用車に乗り込み、党本部へ。
 通常国会が開会する日まで、私は議運理事。
 国会の本会議運営をつかさどる議運理事には、多忙を極めるため、専用車がつく。
 ありがたいこと。
 運転手さんにお礼を申し上げて、党本部へ。

 9時、財務金融部会。
 竹本直一部会長の司会進行で、補正予算・当初予算概算見直し・税制改正試案について、審議。
 小坂憲次さん、保岡興治さん、塩崎恭久さん、野田毅さん。
 大御所も、こんな朝早くから勉強会に出席して、資料とにらめっこ。
 これが自民党の強み。
 20分ほどで退出後、党本部玄関にて、細田幹事長代行とすれ違いざまに、呼び止められる。
 「馳君。大塚(拓)君のポストが、まだ固まっていないんだ。国対に入れてやってくれんか!」と、お願いされる。
 「わかりました。高木(毅)さんと調整します!」と、お答えする。
 派閥の役割とは、こういうこともある。
 後輩の人事が決まらない時に、先輩として、適切なポストを用意して、働かせることだ。
 大塚拓さんは、丸川珠代参議院議員のご主人。
 いつも、
 「拓ちゃんのこと、よろしくね!」と、同じ派閥の丸川さんから頼まれていることもあり、国対副委員長として下積みをしていただくことに決定。

 9時半、文部科学省の芦立国立大学法人支援課長と、意見交換。
 金沢大学の中村学長からいただいた要望案件についての意見交換。
 「ところで、芦立さん、東京五輪の招致はどんな塩梅ですかね?」
 と、昨年まで競技スポーツ課長として五輪招致の現場を熟知している芦立さんに、見通しを聞く。
 やっぱり、世論調査次第?
 それと、中東の強み?
 東京は、世論調査の数字と、世界に発信するコンセプトのインパクトと、IOC委員へのアプローチがカギ。
 JICAのOBなどを使いながら、アフリカ票などに食い込まなきゃね。
 それと、アメリカの明確な支持も、ポイント。

 10時、国土交通省の武藤自動車局長と意見交換。
 金沢市の堂園都市整備局長からいただいた案件。
 名古屋出身で、中日ドラゴンズ命の武藤局長。
 星稜高校出身の西川投手の話題で盛り上がりながら、石川運輸支局移転事業の予算化について情報交換。
 すでに財務省に、予算要望を提出済みとのこと(2年間で9億円)。
 こりゃ、主計局に現地の実情をお伝えするしかない。
 さっそく、主計官と主査に連絡を取る。

 区画整理の保留地処分にもかかわる問題。
 民主党政権の事業仕訳で置き去りにされた案件でもある。
 全国の運輸支局の移転事業の優先順位(順番付)もあろうし。
 石川運輸局の移転事業は足かけ20年に及ぶ経緯がある。
 なんとしても、用地取得費から、獲得していきたい!

 10時半、厚生労働省健康局の、石飛水道課長と意見交換。
 これまた、金沢市の糸屋企業局長からいただいた要望案件。
 水道施設の耐震化補助率の問題。
 資本比率を引き下げてほしい、との要望。
 これまた、民主党政権で、資本比率が引き上げられてしまった案件。
 今の資本比率のままでは、金沢市は、老朽化した水道施設改築のための「3分の1の国庫補助事業」の採択を受けられない。
 そうなってしまっては、金沢市民に、負担がダイレクトに行く。
 つまり、水道料金の大幅な値上げだ。
 ・・・・民主党政権は、こんな事業仕分けまでしてしまったのか、と、憤りが先に立つ。
 この案件は、水道課長にお願いするとともに、自民党の厚生労働部会の重要案件としても要望を上げるようにすることとする。

 11時、党本部へ移動。
 経済産業部会。
 さっそく、要望。
 「灯油が高くなっている。雪寒地帯への対策を。それから、改正消防法の期限が今月末。ガソリンスタンドのタンクの老朽化対策。しかし、改築費が出せなくて、これを機に廃業するガソリンスタンドが過疎地域で相次いでいる。対策を!」と。
 資源エネルギー庁長官より、
 「昨年来の自民党の指摘で、すでに補正で補助金を90億円準備してございます。締め切り後も対応します!」とのこと。
 一安心。

 お昼に、総務省へ。
 北村茂男政務官室で、エビ天ぷらそばをいただきながら、懇談。
 岡田直樹県連会長のアドバスをいただき、夏の参議院選挙で、石川選挙区の「山田修路(しゅうじ)」候補予定者を当選させるための作戦会議。
 @ 早急に、衆議院議員の県内掲示板すべてに、山田しゅうじさんとの2連ポスターを貼ること。
 A 国会議員事務所で、山田しゅうじさんとのスケジュール調整秘書の担当を決めること。
 B 秘密(ここには書けない)
 すぐに行動することを確認。
 せっかく集まったので、お互いの情報交換。
 「ところで、北村政務官のお嬢さん、そろそろ、お年頃では・・・・・」
 「おいや、なかなか結婚せんがで困っとるがいや。なんかおらんかいや!」と、お年頃の娘を持つ父親の苦悩アリアリの北村政務官。
 「あいつはどうか?こいつはどうか?」などと、岡田直樹県連会長とともに、品定め?するのであった。
 (俺もそのうち、おりんさんのことで、頭を悩ませるのであろうか?)

 13時、党本部に戻り、国土交通部会。
 「補正予算は、長期プランの作成をしっかりと!公共事業は景気対策ではない、国民の生命と財産を守るための重大な事業だ、と明確にすることが自民党の変わったという姿だ!それと、地方の裏負担を面倒みなけりゃ!」とは、脇 雅史(わき まさし)参議院議員。
 おっしゃる通り。

 14時、厚生労働部会。
 税制改正項目で、生活衛生分野からの要望で、一同、賛同。
 「交際費課税の特例を!損金算入の特例措置を取れば、地方の飲食店街も、景気対策の波及効果が出る!」
 ・・・・その通り。
 特に、中小零細企業にとっては、交際費の増加分の90%でも損金参入できれば、(夜の)街に出やすくなる。
 営業、人材スカウト、異業種交流・・・・
 人と人の交流に、交際費は欠かせない。
 それは、資金と資源の乏しい中小零細企業にとっては、必要経費。
 なんとか実現したい項目!

 15時、文部科学部会。
 @ 補正予算で9000億円も消化できるめどが立っているのか?
 A いじめ対策スクールカウンセラー10億円は、一過性では意味がない。平成25年度当初予算でも継続すべきではないか?
 B 義務標準法の考え方を義家政務官に問う。定数改善計画を作るべきだ!財務省と戦え!
 C 高校授業料無償化所得制限は、現行法と事務の実態を踏まえて、慎重に検討すべき。
 D 国立競技場改築予算は、2019年ワールドカップ開催から逆算して準備すべき。設計費13億円満額確保を目指せ。一帯整備を!
 と指摘。
 義家政務官からは、
 「大臣には、義家の個人的な意見は慎むようにと言われておりますが・・・・」と、一言付け加えながらも、個人的な意見をちりばめての答弁をいただく。

 16時、ホテルニューオータニへ。
 日本レコード協会 新年賀詞交歓会。
 北川会長にごあいさつ。
 違法ダウンロード法案成立の御礼をいただく。
 いえいえ、御礼というほどのことはない。
 違法は違法。
 「赤信号みんなで渡れば怖くない」、的な違法ダウンロードの横行は、著作権保護の精神を踏みにじるもの。
 その部分を対応しただけの話。

 16時半、党本部に戻り、いよいよ始まった税制調査会総会に出席。
 野田毅税調会長の真ん前に陣取り、気合を入れて資料を読み込む。
 景気動向の指標を、まんじりともせず、読み込むのであった。
 やっぱ、(ものづくり産業・製造業)企業の設備投資促進次第だな、景気の動向は!

 17時半、国対に戻り、「いじめ対策防止法」(議員立法)の中身を詰める。
 衆議院法制局の室井課長と二人で調整する予定だった。
 ところが、なんと、文部科学省の布村初等中等教育局長、関審議官、野沢国会連絡室長はじめ、10名近くがやってきた。
 野沢マジックか?
 ・・・ではなくて、どうも、前川喜平官房長が気を利かせて派遣してくださったみたいね。
 感謝。
 さっそく、19時過ぎまで、皆で膝を突き合わせながら意見交換し、はせ浩試案(原案)を検討。
 ことが、いじめ対策であり、行きつ戻りつ。
 校長や教育委員会の権限の在り方で、意見調整。
 1時間半を超える激論。
 あらあらの要綱をまとめ上げる。
 「じゃあ、次回は、今週金曜日の17時ね!」と、室井課長にお願い申し上げる。
 19時半過ぎに、本日の日程終了。

 自宅に戻り、おりんさんといっしょに、池尻の「牛角」へ。
 今夜は、焼き肉だぜ!
 安い!美味い!
 大満足なのであった・・・・・


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