5時04分起床。
蒸し暑い。
あまりにも、暑い!
こりゃ、梅雨明けじゃないのか?と、ベッドの上で文句言ってても始まらない。
2階のリビング床で寝ていた妻も、あまりの暑さに起きだして、シャワーを浴びている。
暑さ対策は、ジョギングに限る。
暑けりゃ、汗を流すだけ。
5時半から6時40分まで。
300歩ダッシュ&100歩ウォーキングインタバルを16本。
坂道100歩ダッシュを2本。
どどどっと流れる汗。
眩暈がしそう。
でも、何もしないよりもはるかに気持ちいい。
水シャワーを浴びて、しゃきっとして国会へ。
出がけに、まだリビング床で寝ているおりんさんに、
「もう7時半だよ、起きてパン食べて、学校行かなきゃ!」と、声をかけると、
「今日は休み!」といって、また寝ちゃったよ。
ふりかえ休日?
国会の空は、今日も燃えるように青い。
クールビズ。
ジャケットは家に置いてきたので、IDカードをぶら下げて院内3階へ。
たまりにたまった資料整理。
10時半、子ども子育て支援法修正案の参議院答弁について、打ち合わせ。
内閣府の藤原参事官や、厚生労働省の保育課長や、文部科学省の幼児教育課の担当者がお見えになる。
「今後は、幼保連携型認定こども園をどうやって設置促進するかですね!」
「地方自治体が幼保連携型認定こども園を設置しやすくなるようなインセンティブですね」
「平成18年の認定こども園法の見込みは、2000園だったから、まずは現在911園の上積みを目指すことが重要でしょう!」
「保育や幼児教育の質の向上って、要は、保育士や幼稚園教諭の専門性の向上。定数改善や研修や処遇改善ですよ!」
「発達障害児への個別指導とか、保護者への対応とか、地域とのコーディネートとか、専門性を高めたり、関係機関との連携ですね!」
「保育の量を増やす以上は、施設整備費の確保も、設置者や地方自治体の要望事項ですよ!」
などなど、明日からの参議院審議を見込みながら、今後の整備方針を検討する。
「ところで、文部科学省の関審議官は来ないの?」と、聞くと、
「今日は文部科学省からは私が来ております!」と、幼児教育課の官僚が手を挙げる。
「関さん、俺の顔を見るとまた白髪が増えるから、オレんとこには来たくないんじゃない?」と、官僚を困らせる質問。
「関さん、白髪増えましたもん、ねぇ・・・」と、みなさん、暗に同意されるのであった。
その他、発達障害・特別支援教育についてや、主任保育士拡充策などについて、意見交換。
11時、外務省の宮島さんがお見えになり、ハーグ条約の国会審議見通しについて情報交換。
「民主党があんな状況じゃ、お盆前には片付かないよ!」と、国会の空気をお伝えする。
あんな状況、とは、民主党内分裂。
3党合意の信頼は、もろくも崩れており、参議院審議次第では、破棄もありうる。
その深刻さの度合いを、野田総理はわかっていないようだ。
ハーグ条約についてだけ言えば、確かに、G8国の中で加盟していないのは日本だけ。
韓国ですら、条約を批准したばかり。
国際社会のルールに追いつけていないのは、恥ずかしい。
日本では、外務省が所管する「ハーグ条約」と、法務省が所管する「ハーグ条約実施法」の2本が採決されなければいけない。
長い道のり。
外務委員会と法務委員会の連合審査も必要。
しかし、法務委員会には、今は刑法改正案がかかっており、外務委員会との足並みはそろわない。
それに、法務委員会の自民党理事は、棚橋さんに河井さんという最強タッグ。
よっぽど調整しないと、国際社会に約束した(とりわけアメリカとフランス)ハーグ条約締結のための関連法案は、成立しない。
そこんとこ、民主党の理事はわかっているのだろうか?
法案成立までの国会対策プランが描けていないから、官僚が心配して、推進派の野党の俺のところにまで相談に来るのではないか?
なんとかしなければ。
お昼に、国対正副会議。
岸田委員長より、
「参議院では、本当は今日は予算委員会だった。ところが、民主党が時間配分で調整せずに、分裂会派とのあいだでぐちゃぐちゃになっていて、開会できなかった。前代未聞。自らまいた種を、自ら刈り取れない政党に、これ以上、甘い顔をできない。3党合意も、いつまでも生きているわけではない。」と、いつも以上に、あきれてものが言えないという様子。
参議院からやってきている世耕さんも、
「民主党には、与党という当事者意識がないんですよね・・・」と、あきれ顔。
本当に、明日からの特別委員会の審議が、円滑に進められるのだろうか?
しっかりしてほしい。
困ったもんだ。
15時、金沢より、村上さんなど、国会見学のお客様が来訪。
しばし懇談。
支援者の皆様に、こうして国会での仕事ぶりを見ていただけるのは、ありがたいこと。
15時半、ナショナルトレーニングセンターへ。
レスリング五輪代表チームの激励。
そして、トランポリンの伊藤君と岸さんの激励。
岸さんは、しばらく見ない間に、筋力トレーニングの成果か、下半身がしっかりして安定してきた。
トランポリンを踏み込むキック力も数段、力強くなった。
成長の跡が目に見えており、頼もしい。
伊藤選手の跳躍も、ひねりも回転も、キレがあり、美しい。
「この調子でオリンピックでいい演技ができるといいね。応援してますよ!」と激励。
それにしても。
レスリングの代表強化合宿は、報道陣も入り、練習パートナーもいて、100名近い大混雑。
かたや、トランポリンは、伊藤、上山、岸の3選手のほかは、トレーナーとJISSマルチサポート班のみ。
自分の演技をビデオでチェックしながらの、静かな合宿。
好対照だった。
18時半には帰宅。
明日からの、参議院特別委員会での答弁資料、読み込み。