3時45分、秘書に起こしてもらう。
なぜか?
言わずと知れた、なでしこJAPANの観戦応援。
女子ワールドカップサッカー大会。
決勝戦。
血湧き、肉躍る。
前半は0−0。
後半、アメリカのモーガンに先制されるも、すぐに宮間あやが取り返す。
キーパーがはじいたボールにゴール前で俊敏な反応。
やった、同点。
そして延長。
テレビで観ていても、アメリカチームのほうが追い込まれている表情。
対照的に、澤 穂希(さわ
ほまれ)はじめ日本チームはいつもの笑顔。
なんか、観てて、気持ちいい。
そして、延長。
アメリカのワンバック、突き刺さるような凄いゴール。
本領発揮。
こりゃやっぱりアメリカは世界ランク一位、強ぇぇぇや。
と半ばあきらめていたら、延長後半残り時間4分、ポストプレーから澤がゴール。
宮間からのコーナーキックがニアに入ったところで、最高のタイミングで飛び出して、角度のないアングルからゴール。
思わず、絶叫。
おそらく、日本中が絶叫しているのだろう、この時間帯に。
握りこぶしの万歳に涙が走る。
感動もんのゴールだ。
そのまま延長終了。
いよいよPK戦。
円陣を組む、笑顔満開のあやまんJAPAN、じゃなかったなでしこJAPAN。
で、アメリカチームは「こんなはずじゃなかったのに・・・・」の戸惑い。
この時点で、「勝ったな!」と直感。
アメリカは、PK戦いきなり3人がはずす。
日本のGKのファインセーブ。
もう、大丈夫。
4人目熊谷、丁寧に決めて、決着。
なでしこJAPAN、世界一。
鳥肌。
凄い!
最後まであきらめない精神力。
2度までも先制されて追いつく精神力。
粘りに粘っての世界一。
体格差を跳ね返しての世界一。
たくましくて、チームワークが良くて、お調子者で、謙虚で、明るくて、礼儀正しくて、おきゃんで、そして、強い。
これぞ大和撫子。
肉食系女子?
いや、これぞ、THEジャパン。
本当にすごいものを見せてもらった。
今日一日、鶴来道場で研修。
湯浅先輩にご同行いただく。
感謝。
午後5時20分のANA便で、小松空港出発。
空港のあちこちで、なでしこJAPANの余韻。
気分最高だ。
やっぱり、「一番」じゃなきゃ、ね、蓮舫さん。