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はせ 日記
平成21年
7月2日(木)

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■7月2日(木)

 典型的な梅雨の朝。
 タンバリンもおりんさんもぐったりとベッドの上で大の字になっている。
 パパもぐったりしながら、今朝は「日本の『実力』」(発行所=海竜社 著者 中西輝政 税込価格 1,575円(本体1,500円+税)読む。
 疲れたときは読書に限る!
 6時半過ぎ、ママが昨日作っておいてくれた、とうもろこしの茹でたのを、おりんさんに朝ごはんに渡して、家を出る。
 しとしとと、雨。
 こういう雨の日も好きなんだけどなぁ、金沢の雨の風情のような梅雨の日は、俺としては。 

 8時半より、民主党の文部科学部門会議 出席。
 NC大臣の小宮山さんは、都議選直前ということで欠席。
 朝から街頭演説とか!
 そこで、牧義夫先生が仕切り役で、自民党提案の法案審議。
 テーマは「海外の美術品公開促進法案」だ。
 美術品の所有権利関係が邪魔をして、日本国内での公開、展示会に二の足を踏む所有者、国、地域が少なからずあるので、
 「借りた美術品は、必ず元に返しますよ!」
 「仮差し押さえ、仮押収などの強制的な措置は、取らせませんよ!」
 と、いう趣旨の法案。
 事前に文部科学大臣が「美術品指定」 「展示公開期間」 「展示場所」などを政令に従って指定し、また事前に外務大臣と協議をしたうえで、受け入れ態勢を万全とするということ。

 「いままで、どうしてこういう法案がなかったんですかね?」
 との牧先生の質問には、苦笑いしながら答えるしかなかった。
 「外交的な配慮があったんですよ・・・」
 と、台湾と中国との関係など、それとわかるように申し上げる。
 「日本的阿吽の呼吸、配慮ですよ!」
 と。
 具体的に想定しているのは、例えば、台湾の故宮博物院の展示物。
 もしかして、台湾と中国との間で「所有論争」が起きる可能性があり(国民党が持ち出したとか!)、そうなると日本が板ばさみになる可能性があった。
 よって、これまで、日本としては微妙に空気を察して、展示会を遠慮せざるを得なかったわけだ。
 もしも日本で展示会開催中に、
 「それは中国のものだ、返せ!」
 などと紛争が始まっては、第3者であるはずの日本までが、面倒なことに巻き込まれてしまいかねなかった。
 そういうことも配慮しての、今回の法案措置。
 ちなみに、現在の台湾総統は、馬さん。
 陳水扁さんが総統のころだと、難しかったかもしれない・・・
 馬総統だからこそ、大陸との関係も良好にいけると踏んでの内容。
 だからこの時期なのだ。
 腐心をして、時期を選んだ、ともいえようか。

 したがって、法案のなかにおいて、
 「文部科学大臣が外務大臣と事前協議する」
 とあるが、「協議」とはそういうこと(事前に外交問題に発展しないように調整するということ)だ。
 これぞ、日本的阿吽の呼吸法案?
 ぜひとも、超党派で今国会で成立させたい。
 民主党の中井先生からも、
 「参議院の国対委員長にもしっかりと話しておくから、自民党側もしっかりと根回ししといてね!」
 と、声をかけられる。
 各政党に、そして衆参の国対関係者にご理解をいただくべく、また走り回らねば! 

 午前10時より、「与党障害者虐待防止に関するPT」の法案ヒアリング。
 障害者団体13団体より、与党案についての意見を伺う。
 障害者施設を運営している協会から反対の表明がなされたが、これは、我々の説明不足。
 施設の運営や評判に、けちをつけるための法案ではなく、むしろ、職員の研修を充実したり、社会全体が温かく障害者を守るための前向きな法案。
 よっぽどの虐待事案は、それこそ刑事事件で取り扱う筋合いであり、この法案では、
 ・ 障害者の人権配慮
 ・ 早期発見
 ・ 早期対応
 ・ 養護者や施設職員支援、研修充実
 ・ 専門的相談体制構築
 など、障害者を取り巻く環境整備にこそ、主眼を置いている。
 障害者虐待防止対策のために、上から網をかけて関係者を処罰するような趣旨では全くない。
 そのことを説明し、ご理解を求める。

 来週中には、公明党も自民党も党内手続きを終え、与席(与党政策責任者協議会)出口も終えて、民主党案と同時に国会に提出したい。
 そのむね、衛藤せいいち先生、尾辻先生、鈴木せいじ先生、田村憲久先生などに根回しをする。
 明日は、鴨下一郎先生、後藤茂之先生などにも丁寧に根回しをしておきたい。

 午後の本会議中にも、木村義雄先生から、
 「おい、馳さん、福祉施設経営に影響(風評被害)が出ないように、ヘンな事にならないように、よく説明しておいてあげてよ!」
 と、アドバイスをいただく。 

 お昼に、清和会総会。
 鳩山由紀夫代表の「偽装故人献金」問題で、「議員辞職に値する」と、力説する町村先生。
 これが与党議員の問題発覚だったらば、野党は議員辞職を求めてくるだろうな。
 ところが、民主党の岡田幹事長は、先日の鳩山さんの記者会見で「十分」と、お手盛りの評価。
 どこが十分なのか?
 社民党の福島さんや共産党の志位さんなど、野党仲間からさえ「不十分」と、ダメだしをくらっているほど、説明は十分ではない。
 「どうして偽装故人献金という手法を使ったのか?」
 「その原資は鳩山さん個人のお金という証拠は、どこにあるのか?」
 「いったい何に使ったのか?」
 今まで鳩山さん自身が与党を攻撃してきた、政治とカネの問題。
 どうやら偽装故人献金の説明不足によって、墓穴を掘りそうだ。

 今までは、
 「企業献金は問題がある!」
 「個人献金を増やそう!」
 と、小沢一郎西松建設違法献金事件を受けて主張しておられたが、自らが個人献金のルール破りをしていたわけであり、明確なる虚偽記載、違法。
 どういう言い訳をされるのだろうか。
 参考人として倫理選挙特別委員会にお出ましいただいて、まさしく説明責任を果たしていただきたい。 

 午後、本会議。
 本会議後も、障害者虐待防止法案の与党内根回しのために、参議院の衛藤せいいち先生や、尾辻議員会長や、鈴木せいじ国対委員長に説明に回る。
 明日は、水俣病未認定患者救済法案で本会議が開かれる予定。 

 晩御飯は、ママ特製の冷麺と、茹でたとうもろこし!
 うまい!
 満腹。
 おりんさんは、パパが帰る前にあまりにもお腹がすいて先に食べていたのだが、パパが豪快に食べるのを見て欲しくなって、またまたいっしょに冷麺を食べるのであった!
 育ち盛りだ! 


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